Hashiwatashi Lab
Hashiwatashi Labの理念

理念・考え方

言語の橋は、
設計してから渡る。

翻訳の問題は、言葉の問題だけではありません。どのコンテンツをどう扱うか、誰が何を判断するかという仕組みの問題でもあります。

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私たちの出発点

何がこの仕事の核心か

多言語コンテンツの問題は、翻訳ツールの選択よりも前にあります。何を翻訳すべきか、何がどの程度の精度を必要とするか、その判断が整理されていないと、ツールがどれだけ良くても結果はばらつきます。

Our starting point

What sits at the centre of this work

The problem of multilingual content comes before the choice of translation tool. If there is no clear view of what should be translated, and to what degree of precision, the result will vary regardless of how good the tool is.

私たちのフィロソフィー

言語をつなぐ仕組みは、架け橋と同じです。どこへ渡るか、何を運ぶか、どれだけの重さに耐える必要があるか——それを決めてから設計を始めます。

AIは速く、一定の品質を保てますが、判断はしません。どのコンテンツにAIを使い、どこに人の目を置くか——その設計をすることが、私たちの仕事の中心にあります。

A language bridge is like any other bridge. You decide where it goes, what it carries, and how much weight it must bear — then you design it. Designing before building is not caution; it is the work itself.

AI is fast and capable of consistent output, but it does not make judgements. Deciding where to use it and where to place human review is the design problem we help organisations solve.

私たちが考えていること

区別

すべての翻訳は同じではない

法的文書と社内メモと製品FAQは、読み手も目的も結果の重みも異なります。それぞれに合った処理の水準があります。一律に扱うことは、コストとリスクを同時に増やします。

蓄積

品質は仕組みで守る

個々の翻訳者や校閲者の能力に品質を依存させると、人が変わるたびにリセットされます。用語集と校閲ガイドラインを組織の資産として維持することで、品質は個人を超えます。

測定

感覚ではなくサンプルで確認する

「なんとなく問題ないはず」は品質管理ではありません。定期的なサンプルレビューを仕組みに組み込み、問題を早期に発見できる状態を維持することが必要です。

透明性

手が届かない領域を明示する

AIで対応すべきでないコンテンツがあります。そのことを明確にお伝えすることが、私たちの誠実さの一部です。できることよりも、すべきことを優先します。

理念が実践でどう現れるか

審査から始める

最初のサービスはワークフロー構築ではなく、コンテンツ審査です。全体像を把握する前に設計を始めることは、問題を先送りにするだけです。

フォローアップを含める

ワークフロー構築後4週間のレビュー、トレーニング後6週間のフォローアップセッションを標準で含んでいます。運用が始まってから見えてくることがあるからです。

用語集を返す

校閲で確認された表現を用語集に戻す仕組みを設計に含めます。翻訳の品質は、組織が用語を蓄積するほどに高まります。

人を中心に置く理由

AI翻訳の文脈で「効率化」という言葉が使われるとき、しばしば人の関与を減らすことが前提になっています。しかし私たちの考え方は少し違います。

人の判断が必要な場所に人を置き、機械が得意な場所を機械に任せる。その設計を丁寧に行うことが、結果として効率と品質を両立させます。

When "efficiency" is discussed in the context of AI translation, it often implies reducing human involvement. Our view is slightly different.

Placing human judgement where it is needed, and letting machines handle what they do well — designing that boundary carefully is what makes both efficiency and quality achievable at the same time.

慎重に革新する

新しいツールを使うことが目的ではない

AI翻訳ツールは急速に進化しています。しかし特定のツールへの依存は、ツールが変わったときにリスクになります。私たちが設計するのは、ツールではなく仕組みです。

変化に対応できる設計

コンテンツの種類は変わります。担当者も変わります。そのたびに仕組みが崩れないよう、変化を前提とした設計を心がけています。

誠実さと透明性について

コンテンツ審査の成果物には、「機械翻訳に向かない素材」の明示が含まれます。これはサービスの範囲を狭めるように見えるかもしれませんが、私たちにとってはその逆です。

何が向かないかを伝えることが、何に使えるかへの信頼を生みます。できることを誇張せず、できないことを隠さない。それが長く続く関係の基盤だと考えています。

The output of a content scope review includes an explicit note on material that should not be handled by automated translation. This might look like narrowing the scope of service — but we see it the other way.

Naming what does not fit builds trust in what does. Not overstating what is possible, and not hiding what is not: this is what we believe a lasting working relationship is built on.

協働について

設計の共有

ワークフローの設計は、私たちが作って渡すものではなく、一緒に考えるものです。組織の実情を知っているのは、組織の中にいる人たちだからです。

校閲者のサポート

校閲者トレーニングは、スキルを外から注入するのではなく、すでに持っている判断力をAI翻訳の文脈で使えるよう整えることを目指しています。

継続的な対話

フォローアップセッションは義務ではなく、実際に使ってみた後の対話の場です。運用してわかったことを一緒に整理します。

長期的に考えること

翻訳ワークフローは、一度作れば完成するものではありません。組織が変わり、コンテンツが変わり、ツールが変わる中で、仕組みも変わり続ける必要があります。

私たちが目指しているのは、そのような変化に対応できる構造を、最初から設計に組み込むことです。短期間で完了するプロジェクトの中に、長期的に機能する仕組みを埋め込みます。

A translation workflow is not something that is finished once it is built. As organisations, content, and tools change, the workflow needs to be capable of changing with them.

What we aim for is to design that capacity for adaptation into the structure from the start — to embed something that works over time inside a project that completes in weeks.

この理念が、あなたにとって何を意味するか

判断の根拠を持てる

どのコンテンツにどのアプローチを使うか、その判断を感覚ではなく基準で行えるようになります。

品質が人に依存しなくなる

用語集と校閲ガイドラインが整備されることで、担当者が変わっても品質が維持されやすくなります。

リスクの場所がわかる

AIで対応すべきでないコンテンツが明示されるため、問題が起きる前に対処できます。

変化に対応できる

仕組みが構造として設計されているため、ツールや担当者が変わっても根本から崩れにくくなります。

お問い合わせ

考え方に共感いただけましたか。

サービスの詳細や、ご自身の状況に合うアプローチについて、お気軽にご相談ください。まずは話を聞くことから始めます。

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