Hashiwatashi Lab
コンテンツ・言語スコープ審査

Service 01 — コンテンツ・言語スコープ審査

すべてを同じ基準で
扱わなくていい、
という出発点。

多言語素材にはそれぞれ異なる性質があります。どれに人の目が必要で、どれはそうでないかを整理することが、コストと品質を同時に考える最初の一歩になります。

このサービスが届けるもの

審査を終えると、
何が変わるか。

2週間のプロセスを通じて、貴社の多言語素材がカテゴリごとに整理されます。どのコンテンツに完全な人の翻訳が必要で、どれはAI下書き+軽い確認で対応できるかが、文書として明示されます。

「どこにお金をかけるべきか」「どこにリスクが潜んでいるか」——これらが見えるようになることで、次のステップへの判断が格段に立てやすくなります。

期待できる具体的な成果

カテゴリ別コンテンツ一覧

素材の種類・量・重要度が一覧として整理されます。全体像を把握するための基礎資料になります。

カテゴリごとの推奨校閲深度

それぞれの素材に対して、どの程度の人の関与が適切かを明示した方針を提供します。

完全人力翻訳が必要な素材の特定

法務・安全・ブランドボイスなど、自動化で対応すべきでない領域を書面で示します。

多くの組織が抱える、
静かな課題について。

多言語対応を始めたばかりの組織でも、すでに一定の規模で運用している組織でも、よく見られる状況があります。すべてのコンテンツに同じ翻訳プロセスを適用しているため、費用が予想以上にかかっているか、あるいは重要な素材の精度が十分でないか、あるいはその両方です。

「どれが重要か」という判断を最初に行わないと、後からコストや品質のトラブルが生じやすくなります。それは担当者の失敗ではなく、仕組みの設計の問題です。

よくある状況

社内向けの参照資料と、顧客向けの製品説明と、法的な注意書きが、同じ翻訳フローで処理されている。

そこに生じる摩擦

費用をかけるべきでないところにかけていたり、逆に人の確認が必要な箇所を自動化だけに任せていたりする。

この審査は、その状況を整理するための時間です。責める視点ではなく、現状を明確にするための作業として設計されています。

このサービスのアプローチ。

2週間、貴社の素材と向き合います。

コンテンツ・言語スコープ審査は、貴社の多言語素材全体を俯瞰し、性質によって分類することから始まります。量が多いか少ないか、法的・安全上の重みがあるか、顧客に対するブランドの声を担っているか、あるいは社内の参照用途か——これらを区別することで、それぞれに適した処理方針が見えてきます。

一つの基準をすべてに当てはめると、ある方向には費用がかかりすぎ、別の方向にはリスクが生じます。どちらも避けるための判断の枠組みを、この審査で提供します。

進め方はシンプルです。ヒアリングと素材の確認を経て、カテゴリ分類と方針の文書を作成します。最終的に、どの素材を完全に人力で翻訳すべきかについても、書面で明示します。

分類の4つの軸

量と頻度

どのコンテンツが大量に発生し、どれが少量かを把握します。量は処理方針の選択に直接影響します。

法的・安全上の重み

誤訳が法的問題や安全上のリスクにつながる素材を特定します。この区分は特に慎重に扱います。

ブランドボイスの担い手

顧客に届くコンテンツのうち、企業の声・トーンを体現するものを区別します。

内部参照用途

社員が読む資料など、精度よりも速度と量が優先されるコンテンツを分類します。

2週間の流れ。

関与の負担を抑えながら、丁寧に進めます。

第1〜3日

ヒアリングと素材の確認

現在の翻訳の運用状況と、扱っている素材の種類についてお話を伺います。すでに資料がある場合はご共有いただきます。なければ、ヒアリングだけで進めることも可能です。

第4〜10日

分類と方針の設計

確認した素材をもとに、カテゴリ分類と各カテゴリへの推奨処理方針を設計します。必要に応じて補足確認のご連絡をすることがあります。

第11〜14日

文書の提出と説明

完成した審査結果の文書をご提出し、内容の説明を行います。疑問点があれば、この場でご確認いただけます。文書はそのまま次のステップの判断資料として使えます。

費用と含まれる内容。

投資額

¥22,000

税込 · 一括払い

この審査への投資は、その後の翻訳運用全体にわたる判断の基礎をつくります。どこにコストをかけ、どこを効率化できるかが明確になることで、中長期的に見て適切な選択がしやすくなります。

まずここから始めることで、次のステップ(ワークフロー構築やトレーニング)を的確に計画できるようになります。

含まれる内容

カテゴリ別のコンテンツ一覧(量・性質・重要度を含む)

各カテゴリへの推奨校閲深度の方針

完全人力翻訳が必要な素材に関する書面での明示

審査結果の説明セッション(オンライン・約60分)

提出後1週間以内の質問対応(メール)

このアプローチの根拠。

なぜカテゴリ分類が機能するのか。

AI翻訳の精度は、素材の種類によって大きく異なります。反復性が高く、専門用語が少ない文章では概ね安定した出力が得られます。一方で、法的な表現の微妙なニュアンス、文化的な含意を持つ言い回し、ブランドの個性が求められる文章では、人の判断なしに品質を担保することは難しい状況です。

この事実を無視してすべてを同じフローで処理すると、品質のばらつきが発生します。逆にすべてに人を介入させると、費用と時間が増大します。

コンテンツの性質に応じて処理方針を変えるというアプローチは、コストと品質を同時に考えるための合理的な手段です。この審査は、その判断を貴社の素材に即して行う作業です。

審査後の見通し

2週間後

審査結果の文書と推奨方針を受け取ります。どの素材にどの処理が適切かが明確になっています。

その後の選択肢

審査結果をもとに、ワークフロー構築(Service 02)やトレーニング(Service 03)へと進むことができます。あるいは審査結果だけを社内で活用していただいても構いません。

安心して始めていただくために。

審査の内容や進め方について、事前にご質問いただけます。何が含まれ、何が含まれないかを事前に確認したうえでお申し込みいただけますので、不安なままスタートする必要はありません。

提出した文書の内容に疑問点があれば、1週間以内にメールでご質問いただけます。必要に応じて追記や説明を行います。

審査の結果として「自社にはまだ早い」あるいは「別の優先事項がある」という判断に至ることもあります。そうした率直な所見も含めて、お伝えするよう心がけています。

事前相談は無償で行います

お申し込み前に、現状の多言語対応の状況をお聞かせいただき、この審査が有効かどうかを一緒に確認します。

成果物は貴社のものです

提出された文書は、その後どう活用いただいても構いません。他社に相談する際の資料としても使えます。

次のサービスへの強制はありません

審査後にワークフロー構築などをご提案することはありますが、それはあくまでご検討の材料です。

ご関心をお持ちの方へ。

始め方はシンプルです。

ステップ 一

お問い合わせフォームへ

下のフォームから、現在の状況や気になっていることを簡単にお書きください。詳しく書けなくても構いません。

ステップ 二

事前のご相談(無償)

メールかオンラインで、現在の多言語対応の状況をお聞きします。この審査が貴社の状況に合うかどうかを確認します。

ステップ 三

2週間の審査スタート

ご確認いただいたうえでお申し込みいただければ、審査を開始します。進行中の連絡はすべてメールで行います。

コンテンツ・言語スコープ審査 — ¥22,000

まず、現状を整理することから
始めてみませんか。

何から手をつけるべきかわからない場合も、ご連絡いただければ一緒に考えます。すべての判断はそれからでも遅くありません。

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状況によっては、別のサービスから始める方が合うこともあります。

Service 02

翻訳ワークフロー構築

原稿の準備から用語管理、機械翻訳の下書き生成、人の校閲、用語集への反映まで、一連のプロセスを設計・構成します。所要期間:6〜8週間。

Service 03

校閲者トレーニング・品質確認

機械翻訳特有のエラーパターン、効率的な校閲の進め方、問題の記録と改善の仕組みをチームに伝えます。2つの半日セッション+ハンドブック付き。