Hashiwatashi Lab
翻訳ワークフロー構築

Service 02 — 翻訳ワークフロー構築

翻訳の品質は、
仕組みとともに
積み上がる。

一度設計したワークフローは、使うたびに用語が蓄積され、精度が安定していきます。その仕組みを、貴社の素材と状況に合わせて構成します。

このサービスが届けるもの

6〜8週間後に
手元に残るもの。

ワークフロー構築が完了すると、貴社の翻訳プロセスは一つの流れとして設計されています。原稿がどのように準備され、用語がどう管理され、AI下書きがどこで生まれ、人の校閲がどこに入り、承認済みの表現がどのように蓄積されるか——これらが手順として定まります。

立ち上げ後4週間のレビューも含まれており、実際に動いてみて生じた調整にも対応します。

具体的な成果物

構成済みのワークフロー

原稿準備・AI下書き・校閲・承認の各ステージが、貴社の状況に合わせて設計されます。

初期バイリンガル用語集

製品名・社名・業界用語の日英対訳と処理方針を収めた、組織共有の用語資産。

コンテンツカテゴリ別の校閲ガイド

素材の種類ごとに、校閲者が何をどの深さで確認すべきかを示したガイダンス。

立ち上げ後4週間のフォローアップ

実運用後に生じた問いや調整に対応する期間。設計通りに動いているかを一緒に確認します。

仕組みなしに翻訳を続けると
何が起きるか。

翻訳を継続的に行っている組織の多くは、ある時点で「同じ問題が繰り返される」という感覚を持ちます。製品名の表記が資料によって異なる。校閲者によって直し方が違う。AI下書きの質が安定しない。承認された訳語がどこにも記録されていない。

これらは個々の担当者の問題ではなく、翻訳を「都度対応」として行ってきた結果です。毎回ゼロから判断しているため、過去の判断が次に活かされない状態が続きます。

その状況は、仕組みを整えることで変えられます。一度構成されたワークフローは、使うたびに用語が積み上がり、判断が蓄積されていきます。

よく見られる状況

社内の翻訳依頼がまとまりなく発生し、それぞれ別の校閲者が、別の基準で、別の用語を使って対応している。

その積み重ねの結果

製品ページと取扱説明書とサポートメールで、同じ機能の呼び名が三通りになっている。

このサービスが目指すこと

翻訳が「蓄積される仕組み」に変わることで、品質の一貫性が時間とともに高まっていく状態をつくります。

設計するワークフローの構成。

5つのステージを、貴社の状況に合わせて組み立てます。

ステージ 一

原稿の準備

AI翻訳の品質は、入力の状態に大きく左右されます。曖昧な表現や構造の不一致を事前に整えることで、下書きの質が安定します。このステージでは、原稿の前処理方針を定めます。

ステージ 二

用語の管理

製品名・ブランド語彙・業界用語の処理ルールを用語集として整備します。AI翻訳ツールに参照させることで、一貫した表記が自動的に維持されるようになります。

ステージ 三

AI下書きの生成

用語集を参照した状態でAI翻訳が実行されます。どのツールを使うか、どのような出力設定が適切かについても、状況に応じて方針を定めます。

ステージ 四

人の校閲

コンテンツカテゴリに応じた校閲の深さを定めます。すべてに同じ精度で人が関与するのではなく、素材の性質に合った確認の水準を設定します。校閲者向けのガイダンスも提供します。

ステージ 五

用語集への反映

承認された訳語・修正された表現を用語集に戻す仕組みを整えます。この循環によって、翻訳の品質は使うたびに積み上がっていきます。

設計の方針

既存のツールや社内の慣習を尊重しながら、必要な部分だけを整えます。完全な置き換えではなく、現実的な改善を目指します。

6〜8週間の進め方。

段階的に、実際に動くものを一緒に作っていきます。

第1〜2週

現状把握と方針合意

現在の翻訳の流れ、使用ツール、素材の種類と量をヒアリングします。ワークフローの設計方針について合意を形成します。

第3〜4週

用語集の初期構築

貴社の素材から頻出語・重要語を抽出し、日英対訳と処理ルールを整備します。既存の用語資料がある場合はそちらを活用します。

第5〜6週

ワークフローの構成と試運転

設計したプロセスを実際の素材で試します。試運転の結果をもとに調整を加え、校閲ガイダンスの文書を整備します。

立ち上げ後4週間

フォローアップ期間

実運用を開始した後、4週間の対応期間を設けます。疑問点の解消や微調整を行い、ワークフローが実際の業務に定着するよう支援します。

費用と含まれる内容。

投資額

¥38,000

税込 · 一括払い

ワークフロー構築への投資は、継続的な翻訳業務の基盤になります。設計した仕組みは再利用可能であり、用語集は使うたびに充実していきます。一度の整備が、その後の翻訳の品質と効率の両方に影響します。

また、翻訳の判断が組織の資産として蓄積されるため、担当者が変わっても品質が維持されやすくなります。

含まれる内容

構成済みの翻訳ワークフロー(設計文書含む)

初期バイリンガル用語集(日英対訳・処理ルール付き)

コンテンツカテゴリ別の校閲ガイダンス

実素材を使ったワークフロー試運転セッション

立ち上げ後4週間のフォローアップ対応(メール)

なぜ「用語の蓄積」が
品質に効くのか。

AI翻訳ツールは、参照する用語集が整備されているほど、組織固有の表現を正確に扱えます。製品名が一語違うだけでも、顧客の混乱や検索での不一致につながることがあります。用語集はこうした問題を構造的に防ぎます。

また、校閲者が「この用語はどう訳すか」という判断を毎回ゼロからしなくていい環境は、校閲にかかる時間を短縮します。迷わない分だけ、重要な判断に集中できます。

ワークフローの設計効果は、最初の数週間ではなく、数ヶ月の運用を経て見えてきます。そのため、立ち上げ後のフォローアップを含む形にしています。

このサービスが適している状況

定期的に翻訳が発生している

月に一定量の翻訳業務がある組織に向いています。単発の翻訳依頼よりも、継続的な運用に価値を発揮します。

AI翻訳を使い始めているが整理されていない

すでにAI翻訳を利用しているが、品質のばらつきや用語の不統一が気になっている状況に対応します。

これから多言語対応を本格化する

多言語展開を計画しており、最初から整った仕組みで始めたい組織にも適しています。

安心して進めていただくために。

ワークフロー構築は、貴社の状況に合わせて進めます。既存のツールや運用を大きく変えることを前提にしていません。使えるものは使いながら、必要な部分を整えていく方針で設計します。

進行中に方向性の確認が必要だと感じたときは、その都度ご相談します。一方的に進めるのではなく、節目ごとに認識を合わせながら進めます。

立ち上げ後4週間のフォローアップ期間は、設計が実際の業務に馴染んでいるかを確認するための時間です。問題が出ても、その場で対応できます。

事前相談は無償で行います

現在の翻訳運用の状況をお聞きし、このサービスが適しているかを確認します。費用は発生しません。

成果物はすべて貴社に帰属します

構築したワークフロー設計、用語集、校閲ガイドはすべて貴社の資産です。サービス終了後も自由に活用いただけます。

現実的な範囲で設計します

理想的な構成よりも、貴社が実際に運用できる仕組みを優先します。実現可能なところから始めます。

始め方について。

ステップ 一

ご連絡とヒアリング

お問い合わせフォームから現状を簡単にお知らせください。その後、現在の翻訳業務についてお話を伺う機会を設けます。

ステップ 二

設計方針の確認

ヒアリング結果をもとに、どのようなワークフローが貴社に合うかの方針をご提案します。内容を確認いただいてから着手します。

ステップ 三

構築と試運転

6〜8週間かけて、実際に動くワークフローを一緒に組み立てます。試運転を経て、フォローアップ期間に移行します。

翻訳ワークフロー構築 — ¥38,000

翻訳の品質を、
仕組みとして育てていく。

現在の翻訳業務に何らかの手ごたえのなさを感じているなら、まず状況をお聞かせください。何が整えられるかを一緒に考えます。

お問い合わせフォームへ

他のサービスも見る

組み合わせて使うことで、より効果的な場合もあります。

Service 01

コンテンツ・言語スコープ審査

どの素材にどれだけの人の関与が必要かを明確にします。ワークフロー構築の前に行うことで、設計の精度が上がります。所要期間:2週間。

Service 03

校閲者トレーニング・品質確認

ワークフローを運用する校閲者のスキルを整えます。ワークフロー構築と組み合わせることで、人とシステムの両面が整います。2つの半日セッション。